くせ毛を治すシャンプーの仕方

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さて、いきなりですが、上のイラストのようなシャンプーの仕方では、くせ毛は治りませんん。では、どこがいけないのでしょうか?

くせ毛を治すには頭皮を健康にしなくてはいけない
イラストの女性は、髪を丁寧にシャンプーしていますね。
しかし、本当にシャンプーしなくてはいけないのは、髪ではなく頭皮です。

よほど砂埃にまみれたり、海にでも入ったりしない限り、髪はそれほど汚れていません。普通に生活している状態の場合、シャンプーの泡だけで、髪の汚れは落ちます。

しかし、頭皮は違います。頭皮は新陳代謝で新しい皮膚が生まれ、古い皮膚ははがれるのを待っています。毛穴からは皮脂が常に分泌され、髪の潤いを保っています。頭皮は毎日汚れていくのです。

洗うのは、髪ではなく頭皮なのです。

シャンプーの仕方
髪を濡らしたらすぐにシャンプーを付ける ×
頭皮をしっかりすすいでからシャンプーを付ける ○

例えば、泥だらけの手に、いきなり石鹸を付けて洗いますか?そんなことしませんよね。まず、水で泥をある程度洗ってから石鹸を付けるはずです。シャンプーも同じです。

まずは予洗い
シャワーをしながら、頭皮を指でこすります。毛穴1本1本を意識し、全ての毛穴から滑りがなくなり、キシキシになるまで指でこすります。かゆいところは、かゆくなくなるまでこすります。この作業は3~5分ほどかかります。

次にシャンプー
シャワーを止め、シャンプーを付けて、頭皮を洗います。髪はシャンプーを泡立てて髪に付けたら、あとは無視してください。髪の汚れは、泡の漬け置きだけで十分に落ちます。

頭皮の全ての毛穴を指でこすります。頭皮の毛穴1本1本を意識し、全ての毛穴の皮脂を落とすつもりで洗ってください。予洗いでほとんどの汚れが落ちているため、シャンプーは1~2分で終わると思います。

最後にシャンプーをすすぐ
髪の毛の泡をシャワーで大雑把に落とした後、頭皮の全ての毛穴を指でこすります。頭皮の毛穴1本1本を意識し、全ての毛穴の泡を落とすつもりで洗ってください。

シャンプーの成分がどんなに優れたものでも、頭皮に残ると、単なる汚れになり、頭皮が悪化し、くせ毛を治すことができません。すすぎは完璧に行ってください。頭皮のかゆいところは、かゆみがなくなるまで「しつこくしつこく」指でこすってください。3~5分かかると思います。

髪を拭く
お風呂から上がって、髪を拭くときは、髪をバスタオルでこすらないでください。バスタオルで「ポンポン」と髪を押さえます。髪が濡れた状態でこすると、キューティクルがはげてしまいます。

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